おうちは家族みんなの宝箱
自分らしいスタイルで暮らしを楽しんでいるご家庭のお家に伺い、暮らしのことや子育てのことなどをお聞きする連載「こどもと暮らし」。
第2弾の今回は、おうちがまるで家族の宝箱の中のような、クリエイティビティ溢れるご家族の暮らしにお邪魔してきました。
フォトブックを眺めるように、暮らしにまつわる小さなヒントを、家族の風景とともにお届けします。 いつもとは違う表情を見せるアタラのランドセルも、ぜひお楽しみください。
家族の宝物がいっぱい並ぶ
わくわくするご自宅
今回お邪魔させていただいたのは、アートディレクターの松崎さんと、ヘアメイクのオオイケさん夫婦のご自宅。小学2年生の晴太郎くんも一緒に、元気に出迎えてくれました。
足を踏み入れた瞬間、思わず「わ〜!」と声をあげてしまうほど、小さな宝物をいっぱい散りばめたような、わくわくするような空間が広がっていました。
松崎さんが学生時代の頃から見つけてきた、ヴィンテージの家具や照明、オオイケさんがこれまで趣味で集めてきたという、心くすぐるオブジェ。
そして晴太郎くんがいろんな場所で拾ってきた、石や葉っぱのコレクション等々、家族それぞれの「好き」がおうちのあちこちに。
ピアノの上には、前月にお誕生日を迎えた晴太郎くんがつくった、葉っぱの冠が。
つくること、描くことが大好きな晴太郎くんの作品はお部屋のあちこちに飾られていて、どれもクリエティビティに溢れるものばかり。
公式認定『晴太郎タイム』
「リモートワークをするようになってから『晴太郎タイム』をつくるようになって、会社のみんなにも伝えてあるんです」。
そう笑いながら教えてくれた松崎さん。夕方からお風呂に入る時間までは、晴太郎くんの宿題を一緒にみたり、川沿いを走りに行ったりしているとのこと。
2階の廊下には欅の木でつくられたカウンターがあり、その日も教科書の音読の宿題をしている2人の楽しげな姿が。
吹き抜けの空間には光が溢れ、とっても気持ちよさそう。
愛らしいアイテムが並ぶ、心和むキッチン
キッチンまわりには、オオイケさんのお気に入りの小さなオブジェなどがあちこちに。なんだかクスっと笑ってしまような愛らしいものばかりで、心が和む台所です。
今年の春には、4人家族になる松崎家。オオイケさんは晴太郎くんの成長をこう話します。
「自分でやることが増えてきたように感じます。私のこともすごく優しく気遣ってくれて、幼児から男の子になってきてるなあって頼もしさを感じます。」
見ること、知ることを全身で楽しむ!
最近の親子の買い物は「画材」とのこと。大の虫好きの晴太郎くんは、リアルでみたものしか描かないという、こだわりがあると言います。
スケッチブックを見せてもらうと、見たことのないアングルで描かれた、カマキリのお腹がどーんと。迫力満点!
「360度、ぐるーって観察してるんですよ。」と教えてくれた松崎さん。
見ること、知ることを、全身で楽しんでいることが絵からじわじわと伝わってきます。
「さっと行動しないといけない
小学校生活でも安心です」
アタラのランドセルから、今回晴太郎くんが選んでくれたのは、柔らかな木漏れ日のようなブライトネイビー「こかげ」。
「晴太郎はちょっぴり不器用なので、考えずにパパっと入れやすいのがすごくいいなと思いました。
小学校はサッと行動しなくちゃいけないシーンがいっぱいあると思うのですが、そういう時でも安心だなと。
錠前の開け閉めは大人でも手こずることがあるので、目に見えるところに設置されているのがいいなあと思います」。
オオイケさんは普段使っているランドセルとの違いをそう話してくれました。
お見送りは氷の作品で
お見送りをしてくれるという晴太郎くんが、おうちの外で見せてくれたのは前の日に仕込んだ(?)氷の作品。
拾ってきた花びらや枝が、なんだか誇らしげにキラキラと輝いています。
「葉っぱってこんなに面白い形だったっけ」。そんな気持ちがふわっと心に浮かびます。
つくることは、創造であり想像。
家族それぞれが楽しい気持ちを思っきり膨らませているおうちには、普段見ている景色をもう一度見つめ直したくなるような時間が流れていました。
オオイケさんご家族 Profile
松崎賢さん・オオイケユキさん・晴太郎くん
松崎さんは、広告、宣伝、商品パッケージ等を手掛けるTWOPLATOONのアートディレクター。オオイケさんは、布や刺繍のアートワークを得意とするフリーのヘアメイクとして活動中。アタラの撮影にもご協力いただきました。
記事内で紹介したランドセル
こかげ(ブライトネイビー)
光が見え隠れする木陰をイメージした ゆらめきを感じるブライトネイビー。 光と影が折り重なりながら 溶けていくような、まろやかな青色。 軽いのにたっぷり入る、大容量サイズタイプ。